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グリーンライフポイント制度とは?対象やメリット・利用方法を徹底解説

グリーンライフポイント制度とは?対象やメリット・利用方法を徹底解説

環境省は2022年4月から「グリーンライフ・ポイント制度」を導入を決定しています。

そこで今回はポイントの「グリーンライフ・ポイント」対象となる行動や国民が受けるメリット、そして受け取ったポイントの利用方法などを深堀りして解説していきます。

グリーンライフポイント制度とは何?どんな分野や行動が対象になるの

  グリーンライフポイント制度とは何?どんな分野や行動が対象になるの

環境省は「グリーンライフポイント制度」の事業目的を次のように掲げています。

日常の環境配慮がポイントとして還元される仕組みの持続可能な推進を通じて、国民が地域や社会の環境問題を自分事化して環境配慮行動を持続的に実践するとともに、地域の環境問題の解決と成長実現する。

(引用元:環境省

つまり国民が環境問題に自発的に取り組むように、ポイントというインセンティブ(動機づけ)をする制度ということです。

現代は地球温暖化による気候変動などの被害が年々大きくなっていて、環境問題に本気で取り組む必要が出てきています。

大手企業では「脱炭素(カーボンニュートラル)」が取り組まれていますが、国民1人1人が積極的に「環境に配慮した行動を取るライフスタイル」を取るところまではいたっていないため国が出した「苦肉の策」とも言えます。

対象分野に食や家電も含まれる?

2021年10月現在、対象となる分野は次の5つが想定されています。

グリーンライフポイント対象分野
  1. 住まい
  2. 衣類
  3. 循環
  4. 移動

これらの分野は現状想定されているだけで変更になる可能性もあります。

どんな行動が対象になるのか?

それぞれの分野で対象となる代表的な行動としては次ようなモノがあげられます。

  1. 住まい
    高性能な省エネ機器への買い替え
    再生エネルギーへの切り替え、ソーラーパネルなどの導入


  2. 地産地消の食材利用
    フードロスになりそうな賞味期限ギリギリの商品購入
    食べ残しの持ち帰り

  3. 衣類
    ファッションロス削減への貢献=いらなくなった服を衣料店で再利用する
    持続可能なファッションを選ぶ

  4. 循環
    プラスチック製スプーン等の受取辞退
    簡易包装されている商品の選択

  5. 移動
    カーシェア、シェアサイクルの利用

これら以外にも温室効果ガス排出量の削減に関連する行動が対象になっていくと思われます。

グリーンライフポイントのメリット・利用方法(使い方)はどうなる?

グリーンライフポイントのメリット・利用方法(使い方)はどうなる?

グリーンライフポイントは、今現在すでにスーパーやコンビニ、家電量販店などで使われているポイントサービスに上乗せする形で発行されます。なので、今までポイント同様での買い物などに「グリーンライフポイント」も利用することができます。

環境に配慮する行動を取ったらポイント上乗せなので、ポイ活をされている方にはメリットが大きく朗報だと言えます。

ただ、一部では私のように面倒くさがってポイントをもらっていない人もいます。そのような人たちは今回の「グリーンライフポイント」は全くメリットがありません。

またグリーンライフポイント制度を利用するかどうかは、企業ごとの判断になるため導入しない企業も多数含まれるのではないかと思われます。

国民全体、1人1人が自主的に行動するための「動機づけ」という面では「グリーンライフポイント」は少々不十分な感じがします。

グリーンライフポイントに対する口コミ

ネット上では8月末に環境省から発表された「グリーンライフポイント」について、様々な意見があがっています。全般的には批判的な意見が多いようです。

まとめ

「グリーンライフポイント」について解説してきました。いかがだったでしょうか。

個人的には、まだまだ改善の余地と詰める部分がある制度だなぁ〜という感じを受けました。

また環境大臣も小泉さんから山口さんになったので、これからまだまだ制度の内容自体が変わる可能性があります。生活に関わる部分、税金が使われる部分なので、どうなるか流れを追っていきたいと思います。

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