エンターテイメントとして欠かせない家電と言えば「テレビ」です。テレビの楽しみ方が多様化する一方で、「種類が多くてどのテレビを買えば良いのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、2023年の買い替えにおすすめする人気テレビメーカーと、テレビの選び方などもあわせてご紹介します!
液晶テレビとは?
液晶テレビとは、画面に「液晶ディスプレイ(LCD)」を用いたテレビです。液晶を用いて色を制御する方式で、黒や白などの繊細な表現が苦手という面があります。
しかし、低消費電力と長寿命に加えて低価格である液晶テレビは、かつてシェア争いを繰り広げた「プラズマテレビ」よりも広く普及しています。
テレビを選ぶ際の3つのポイント
ここでは、テレビを選ぶ際に基準となるポイントをご紹介します。
①ディスプレイのタイプ
現在販売されているテレビには、「液晶テレビ」と「有機ELテレビ」の2種類が存在します。
液晶テレビは「液晶パネル」を、有機ELテレビは「有機エレクトロ・ルミネッセンス」をディスプレイに使用しているという違いがあります。液晶テレビは、液晶パネルの開閉でバックライトの光を調節して色を作る仕組みで、構造上「真っ黒」を表示することができません。
対して、有機ELテレビでは「自発光方式」というパネルが直接光るシンプルな構造になっており、鮮やかな発色と黒色の表現に優れた特性を持っています。
②ディスプレイの画質
テレビの画質に関わるのが、映像を表示する素子の多さを表すディスプレイ解像度です。
テレビが対応する解像度によって液晶のきめ細かさが異なるため、大画面でも解像度が低い場合は画質が粗くなってしまいます。目安として、32型までならHD画質、40型までならフルHD画質、43型以上では4K画質のテレビおすすめです。
③画面サイズ
テレビを快適に視聴するために、適切な画面のサイズを選びましょう。大画面は迫力がありますが、解像度が低いテレビでは近くで見ると画面の粗さが目立つことがあります。
また、フルHDのテレビでは画面高さの約3倍、4Kでは約1.5倍の距離で視聴することが最適とされています。そのため、設置する部屋の大きさを考慮して無理のない画面サイズのテレビにする必要があります。
テレビおすすめの人気メーカー【まとめ】
ここからは、代表的なテレビおすすめの人気メーカーをご紹介します!それぞれ展開する製品の特徴も解説していきますので、液晶テレビを購入する際にお役立てください!
シャープ
シャープは、社名の由来でもある「シャープペンシル」の発明といった歴史を持つ大手家電メーカーです。
テレビは、高い人気を誇る「AQUOS(アクオス)」シリーズを展開しており、かつて展開していた「亀山モデル」はトップブランドとして君臨していました。アクオスが人気の理由は、ユーザー目線の使いやすさを技術力の高さで形にした製品であるという点です。視聴しやすい位置に調節可能な「回転式スタンド」、液晶と有機ELのハイブリッドディスプレイなど、他社にはない独自の視点から追求した製品が魅力となっています。
パナソニック
パナソニックは、生活家電をはじめとする総合家電メーカーとして長い歴史を持つ大手企業です。
テレビは「VIERA(ビエラ)」シリーズを展開しており、ブルーレイ・DVDレコーダーのブランドには「DIGA(ディーガ)」があります。ビエラが人気の理由は、画質や使いやすさといった製品の品質が高い点です。さらに、小型から大画面モデルまで幅広く取り揃えており、ラインナップの豊富さも魅力のひとつとなっています。
ソニー
ソニーは、映像や音響の分野で高い評価を得ている大手総合家電メーカーです。
テレビは「BRAVIA(ブラビア)」シリーズを展開しており、特に大型テレビでの人気が目立っています。ブラビアが人気の理由は、何といっても高画質・高音質であるという点です。大画面の有機ELディスプレイとソニーの高音質サウンドが高い次元で融合しているため、映像と音響を楽しむならブラビアが最適と言えるでしょう。
東芝
東芝は、生活家電などで古くから定評がある日本の大手総合家電メーカーです。
テレビは「REGZA(レグザ)」シリーズを展開しており、リーズナブルな機種から4K有機ELまで幅広く取り揃えています。レグザが人気の理由として、高品質な映像とサウンドに加えて便利な機能が搭載されている点があります。色鮮やかな映像とレンジの広いサウンドを備えており、録画予約なしで番組を任意のタイミングで視聴ができる「タイムシフトマシン機能」も人気です。
最後に
どのブランドを選んでも、高品質なテレビを楽しむことができます。ぜひ、各メーカーごとに異なる特徴から自分に合った製品を見つけてください!