いよいよ冬本番が近づき、寒くなってきましたね。この記事では、セラミックヒーターとエアコンではどちらが電気代かかるかを調べています。
冬は電気代が急激に上がりますよね。それは、室内と屋外の温度差が夏よりも大きいことが原因。温度差をなくすために、暖房器具は夏以上にフル稼働しているのです。節約しようにも、寒さをしのぐ方法は限られてしまいます。
セラミックヒーターとエアコンではどちらが電気代かかるか、またその節約方法も知っておきましょう。
セラミックヒーターとエアコンはどちらが電気代かかる?
結論から言うとセラミックヒーターとエアコンは、セラミックヒーターのほうが電気代がかかります。
セラミックヒーターの電気代は1時間あたり19~36円とされています。
【参考サイト:ライフテックス】
ヒーターの電気代はファンヒーターやオイルヒーターなど種類によって異なります。
さて、エアコンの電気代はセラミックヒーターと比べて安価に落ち着くことが多いとされています。3~45円と幅がありますが、部屋のドアをなるべく閉めて狭くすることで、効率よく暖めることができ、電気代も節約できます。
セラミックヒーターとエアコンそれぞれの特徴は?
セラミックヒーターとエアコンはどちらが電気代かかるかという点は、セラミックヒーターという結論に至りました。では、セラミックヒーターとエアコンはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか?
実はどちらが良いとは一概に言えず、住環境や家族構成、ライフスタイルによって適切な暖房器具が違います。それぞれどのような特徴があるか見てみましょう。
セラミックヒーター
セラミックヒーターは、セラミックの発熱で空気を温め温風を出す暖房器具です。燃焼しないので換気の必要がないのもうれしいですね。加湿機能がついたセラミックヒーターを選べば空気が乾燥しすぎるのも防ぐことができますよ。
すぐに暖まるのもメリットですが、広い部屋だと時間がかかったり、逆に効率が悪かったりします。大勢でいるときや、部屋全体をまんべんなく暖めたいときには適さないでしょう。
エアコン
エアコンは、暖房器具の中ではもっとも電気代が安いものの1つです。しかし、エアコンは運転中の電力に変動があり、風量や温度設定、そのときの室温などで消費電力が変わるのが特徴です。
スイッチを入れてから部屋全体が暖まるまでに時間を要するので、1人しか部屋にいないときや、短時間しかその部屋を使わないときには適さないでしょう。
セラミックヒーターとエアコンの節約方法は?
セラミックヒーターとエアコンの電気代を少しでも浮かせるには、以下の節約法が効果的でしょう。
セラミックヒーターの節約方法 | エアコンの節約方法 |
運転設定を「弱」にする | 室外機周辺を広く保つ |
部屋が暖まったら設定温度を下げる | こまめにフィルター掃除をする |
ほかの暖房器具と併用し家全体の電気代を抑える | スイッチのオン・オフ回数を減らす |
人感センサーやタイマーなど省エネ機能がついたものを使用する | スイッチを入れた直後は風が下向きになるようにする(床から暖める方が部屋全体が早く暖まるため) |
狭い部屋で使用する | 20~22℃に設定する |
まとめ
セラミックヒーターとエアコンは、どちらが電気代かかるのか調査しました。セラミックヒーターはすぐに暖まり、少ない人数の場合には効率的なことがあります。しかし部屋全体を暖める必要がある場合は、エアコンのほうが省エネで電気代が安いことが多いようです。
この冬、寒さを乗り切るためにさまざまな暖房器具を検討していることと思います。それぞれの用途や家族の人数によって、暖房器具を使い分けてみてくださいね。