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多摩テックの跡地2022の現在!再開発が進まない理由と所有者はだれ?

多摩テックの跡地2022の現在!再開発が進まない理由と所有者はだれ?

「多摩テック」は高度成長期だった1961年開園。東京都日野市の多摩丘陵活かして作られた遊園地で、最盛期には200万人近い人が遊びに来ていました。

多摩テック(多摩遊園地)がなくなった理由がコレ!閉園は時代の流れ

そんな人気を誇っていた「多摩テック」ですが、2000年代になると新しいUSJ、ディズニーシーなど大型テーマパークが作られたこともあって来園者が激減!

さらに2007年の金融危機も追い打ちをかけて、平成21年(2009)9月30日に50年近い歴史に幕を下ろしました

 

それでは、これから閉園から12年以上が経過した「多摩テック」跡地の現在の姿を写真や地図でご紹介します。また、今後どうなるかも予測してみたいと思います。

多摩テックの跡地2022の現在!最盛期200万人が訪れた遊園地の変わり果てた廃墟

多摩テックの跡地2022の現在!空撮動画

You Tubeで因幡のウエサマ。が公開されていた「多摩テック」の2022年現在の姿です。

最盛期200万人が訪れていた遊園地とは思えない廃墟になった…なんとも物悲しい姿です。

開園当時に来園されていた場合は、ショックを受けるかもしれないです(¯―¯٥)

(動画引用元:因幡のウエサマ。)

多摩テック跡地の住所(地図)

遊園地の場所:〒191-0042 東京都日野市程久保5丁目22−1

多摩テックのホームページ(開園当時)

http://www.tamatech.jp/index.html(現在は閉鎖されています)

多摩テック ホームページ

 

多摩テックの跡地問題!再開発予定だった裁判・判決はどうなった?

多摩テック閉園後、アトラクションはすぐに解体されました。その後、多摩テックの跡地を再開発しようと名乗りを上げたのが「明治大学」です。

明治大学はスポーツ学部(仮称)を新設して、多摩テック跡地内に「明治大学スポーツパーク(仮称)」を2014年メドに開設しようとして計画を進めていきます。(明治大学公式:スポーツ科学部(仮称)の展望

明治大学は2011年には、共同事業者である三菱商事株式会社と契約を結び。三菱商事株式会社は多摩テックの土地所有者から「46億円で土地を取得」します。明治大学公式:「明治大学スポーツパーク(仮称)」整備計画推進について

明治大学がスポーツ科学部創設を中止した理由

しかし2011年東日本大震災が起こり、復興のために建設資材と建設作業員が不足してしまい、資材・人件費が当初予定の1.5倍に高騰してしまいます。これを知った明治大学の経営陣はスポーツパークの白紙撤回を決めます。(明治大学公式:スポーツパーク開発の見送り

この時点で多摩テックの跡地は、土地利用目的が「学校運動施設等の建設のみ」となっており、他の用途に使えないこともあいまって三菱商事株式会社は明治大学に訴訟を起こします。

明治大学と三菱商事の訴訟!判決はこうなった

訴訟の概要はこちらの通りです。

明治大が遊園地の跡地にスポーツ施設を建設する計画を断念したため損失が出たとして、用地取得を委託された三菱商事が、土地購入代など約60億円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、明大に約8億3900万円の支払いを命じた。

判決によると、三菱商事は東京都日野市にあった遊園地「多摩テック」の跡地を取得。明大は2013年、東日本大震災による資材の高騰などを理由に建設計画を中止し、三菱商事から土地を買い取らなかった。

田中秀幸裁判長は「計画の断念はやむを得ないが、明大は事後処理として土地購入の可能性を誠実に協議する義務があったのに怠った」と指摘した。

明大は「主たる主張は認められたと考えている」、三菱商事は「判決内容を精査し対応を検討する」としている。

(引用元:日経新聞

2018年5月8日に本判決は確定しています。

 

多摩テック跡地の現在の所有者は誰?!再開発が進まない理由は実は用途が決まったから?

2018年5月8日の裁判判決の確定時の多摩テック跡地の所有者は、明治大学の代理で土地を購入していた「三菱商事株式会社」となります。

しかし実は、2019年4月26日に日野市公認の元、多摩テックの跡地は関連会社「三菱商事都市開発株式会社」へ所有権が移っっています。そして、日野市は「第34回市民まちづくり会議」にて、今後の多摩テックの跡地の利用について次のように決定されています。

【地区計画の目標】
地区内の既に開発が行われている土地については、これまでの利用形態をふまえ、都市 に残された貴重な自然資源としての緑地などを保全・活用を図る。また、幅広い年齢層 の市民が利用でき、市民生活を豊かにし地域の活性化に寄与する土地利用を適切に 誘導する。

【土地利用の方針】
既存の緑を保全し地域植生を活かした積極的な緑化を行うことなどにより、都市に残され た貴重な自然資源としての保全・活用が図られるよう土地利用を誘導する。 地区内の既に開発が行われている土地については、市民の生活を豊かにし地域の活性化 に寄与する開かれた土地利用とする。

【地区施設の整備の方針】
既存緑地の保全がなされ、まとまりのある既存樹林と一体となった緑の創出が図られると ともに、周辺散策路との連続性に配慮した散策路を整備することにより、丘陵地の自然 資源・観光資源・レクリエーション資源を有機的に結びつけるため、緑地及び散策路を地 区施設として位置づける。

(引用元:「第34回市民まちづくり会議」)

まとめ

多摩テックの跡地は見てきたように、

  • 明治大学と三菱商事が土地を取得して開発に乗り出す
  • 予想外の費用高騰によって明治大学が白紙撤回
  • 三菱商事が明治大学を提訴し、8億円の違約金を支払い判決確定
  • その後、土地所有が「三菱商事都市開発株式会社」へ移動
  • 日野市が「緑と共生した土地利用」を決定。開発はこれ以上行われず自然の保全を行うことに決定

 

今後は日野市の計画通り、「多摩テック」の跡地は地域住民の「レクレーション」「自然資源」として活用されていきます。

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