この記事では、コストコのフードコートを非会員でも利用できるのか調べてみました。コストコは通常、会員カードがないと入れない仕組みになっており、入店時にカードを提示しなくてはなりません。
しかし、コストコのフードコートは屋外に近い場所にあり、カードを見せる場所(店の入り口やカートを入手する場所)からは離れていることがありますよね。そのため、コストコのフードコートは非会員でも入れるとされているんです。果たしてそれは事実なのか、調査してみましょう。
コストコのフードコートは非会員でも入れる?
結論から言うと、コストコのフードコートには非会員でも入れる方法があります。しかし、それは「気軽にいつでもフードコートを使える」という方法ではなく、あくまで裏ワザであり、場合によっては頻繁に使える方法ではないかもしれません。
自分が非会員のままコストコに入りたい人で、以下の方法を試すことができそうなら、ぜひ参考にしてみてください。
家族にコストコ会員になってもらう
1つ目は、家族にコストコ会員になってもらい、自分は家族カードを所有する方法です。コストコには家族カードがあり、コストコ会員である人の家族であれば、1名のみ家族カードを発行することができます。
https://x.com/hashi_337/status/1046414667877249024
家族カードは大元の会員カードに紐づいていますので、年会費を支払わずにコストコを利用することができますよ。ただし、コストコ会員である本人と同じ住所に住む18歳以上という条件がありますので、ご注意ください。
コストコ会員と同伴入店する
2つ目は、コストコ会員になっている人と同伴で入店する方法です。コストコは、会員のほかに18歳以上の非会員が2名まで同伴できます。ちなみに子どもは無制限なので、子どもの多いご家族でも大人数で入りやすいんです。自分が非会員のままコストコに入店し、フードコートを利用したい場合には、会員と一緒に入れば問題ないでしょう。しかし、フードコートの会計をする際には会員ご本人が同席していることが必須です。
処方箋を持って入店する
コストコは現在、すべての倉庫店に調剤薬局が併設されています。
https://x.com/hiroyukio62o/status/1638463963901100033
その調剤薬局を利用したついでに、フードコートを使えることがあるそうです。判別方法は、フードコートおよびコストコ店舗の入り口に「非会員でも利用可能」という看板があるかどうか。看板があれば、会員証を見せなくてもフードコートで食事を楽しむことができますよ。
フードコートが外にある店舗に行く
コストコは、フードコートが店舗の外にあるケースがあります。その場合、非会員でもフードコートを利用できることがあるそうです。食べログの口コミによると、広島倉庫店では非会員で会員証がなくても、フードコートを利用できるそうですよ。ただし順番は会員が優先され、会員の列が途切れると非会員が購入できるというシステムだったとか。広島倉庫店以外では、会員と一緒に行ったり家族カードを持って行ったりする必要があります。
一時的に会員になる
「コストコのフードコートを利用したいけれど、家族カードもないしコストコ会員の友人もいない」という場合、一時的に会員になる方法もあります。もちろん会員になるということは年会費がかかるのですが、なんとコストコには「年会費保証制度」というものがあります。年会費保証制度とは、年会費を支払ってコストコを利用した後に満足しなかった場合、年会費を全額返金してもらえるというシステム。一時的でも会員になれば、フードコートだけでなく店舗も利用できますよ。
参考:コストコ公式サイト
以前はあったが現在は使えない方法
コストコのフードコートに非会員でも入る方法は、上記でご紹介した5つです。しかし、以前はもう少し裏ワザのバリエーションがありました。たとえば、コストコの特別優待券がもらえる雑誌があったり、コストコのフードコートメニューをデリバリーしてくれるサービスがあったりしたのです。
しかし、2025年11月現在はすべて撤退しているそう。さらに、店舗最大規模を誇る幕張倉庫店では、以前まで非会員のフードコート利用が許可されていましたが、現在は制限しています。このように、年々コストコの利用者制限が厳しくなっているのです。
なぜコストコのフードコートは非会員だと入りにくいの?
コストコのフードコートは、以前まで非会員でも入りやすかったり、またデリバリーという方法でフードコートメニューを楽しめたりしました。しかし、現在では規律が厳しくなり、フードコートの会計時にも会員証の提示が求められるケースが多くなっています。コストコはもともと会員制倉庫型店舗なので、会員であることが大前提のビジネスモデルです。会員費が店舗収益・価格維持の柱となっているため、コストコ側としては会員にできる限りの還元をしたいと考えているのでしょう。
コストコ再販店も活用しよう
実は、全国各地に「コストコ再販店」という店舗が存在しています。コストコ再販店とは、店の運営者がコストコで購入した商品を、いわゆる再販(転売)している店舗のこと。もちろん違法ではなく、必要な営業許可を取得しています。ただし、コストコは再販を”公認”しているわけではないので、再販店で「コストコ公認」のような謳い文句を掲げるのはNGなのだそうです。とはいっても、商品はすべてコストコで購入したものなので、遠くて行けない人は再販店を利用するのも良いでしょう。
【コストコ再販店「アンドコス」の公式インスタグラムはこちら】
コストコフードコートのメリット・デメリット
コストコのフードコートは、高品質でボリューム満点のメニューを格安で楽しめるのが最大のメリットです。ホットドッグやピザ、ソフトクリームなど、100円台から食べられる商品が多くありますよ。
しかし、混雑していて待ち時間が長いことや、利用制限の厳しさはデメリットでしょう。特に週末は長蛇の列ができ、席の確保が難しいこともあります。筆者はフードコートで買って、車内で食べることもありましたよ。
https://x.com/inoken0315/status/1979390355540983960
まとめ
コストコのフードコートは、以前は誰でも気軽に利用できる場所でしたが、現在では会員限定の運用が強化されています。ただし、同伴入店や家族カードの利用など、いくつかの裏ワザを活用すれ、非会員でも楽しむことができるのですね。コストコのフードコートメニューはコスパ抜群で、ホットドッグやピザなどは根強い人気を誇ります。店舗ごとにルールが異なるため、事前に確認するのがおすすめですよ。正しい方法で上手に利用すれば、会員でなくてもお得にコストコの味を満喫できるでしょう。
