新プランの発表により話題になっている楽天モバイル。格安SIMにも注目が集まっていますが、果たして逆転の策はあるのでしょうか?楽天モバイルについて調査してみました。
楽天モバイルとは?
楽天モバイルは、楽天グループの電気通信事業の楽天モバイル株式会社が提供する格安SIMサービスです。2014年10月にドコモやau回線を利用したMVNO(仮想移動体通信事業者)としてスタートし、2019年から自社回線を使った第4のキャリアとしてリニューアルしました。
現在はドコモ・au・ソフトバンクに次いで4番目の携帯電話キャリアとしてサービスを提供しています。 月額料金は最大でも3,278円で、楽天回線エリア内なら、データ量が無制限で5G対応の高速通信が使い放題、さらにデータを使わない月はさらに安くなリます。
格安SIMとは?
格安SIMとは、大手キャリア契約の月々の利用料金に比べて、お安く利用できるSIMカードのことです。 主に「MVNO」と呼ばれる通信事業者が、大手キャリアから回線を借りて提供しています。
SIMカードは、電話番号などの情報が書き込まれているICカードです。このSIMカードを交換することで通信会社を変えることができます。例えば、格安SIMを安い中古スマホで使えば、かなり利用料金を抑えられるのが魅力です。ただし、中古スマホ 危険性も気になるので注意が必要ですが...。
楽天モバイル逆転の策は?
楽天モバイルでは、新プランも注目を集めているし格安SIMの人気も上々!ではあるのですが、楽天モバイルの経営状況は暗雲が立ち込めている状態なんです...。
2023年12月第一四半期の決算によると、2022年度の売上高が約3,510億円に対して、約8,100億円の損失となっており実情は大赤字。楽天モバイルの経営状態は決していいとは言えない状況です。
しかしながら、早ければ12月に楽天モバイルもプラチナバンドを割り当てられることが決まりました。このプラチナバンドを手に入れることにより、通信の安定性がとてもよくなります。プラチナバンドには障害物を回り込み電波が届くという特徴を持っているので、基地局が少ないエリアでも安定して繋がるようになリます。大手キャリア3社のドコモ、au、ソフトバンクはプラチナバンドを持っていますが、楽天モバイルは持っていないという状況だったわけです。そのため、楽天モバイルの評判にもよく取り上げられていた「繋がらないエリアが多い」という評判を作ってしまっていたわけです。
しかしながら早ければ12月には、プラチナバンドが割り当てられるということで、これで大手キャリア3社とエリアに関しては肩を並べることができます。これにより楽天モバイル 評判もさらに上がっていくのではないかと予想されます。
まとめ
12月を迎えプラチナバンドを手に入れた楽天モバイルが、まずはどの程度赤字を減らして行けるかというのが、ポイントになってくるでしょう。物価が高騰し生活を圧迫しているこの時代、楽天モバイルの格安SIMや格安プランは庶民の味方となり、楽天モバイル 評判が良くなっていくのか。今後も楽天モバイルから目が離せませんね。