この記事では、エコキュートの電気代について調査しています。エコキュートは、空気の熱によってお湯を沸かす家庭用給湯システムです。ガスを使わず電気でお湯を沸かせるので、オール電化にはおすすめのアイテムなんです。ヒートポンプユニットで空気中の熱を集めお湯を沸かし、貯湯タンクユニットに溜めるという仕組みです。
では、エコキュートで毎月の電気代はどう変わるのか、また高くなってしまう原因と対策についても見ていきましょう。
エコキュートの電気代は1ヶ月でいくら?
エコキュートの電気代は、住んでいる地域や電気の契約プラン、使用頻度によって異なるそうです。しかし、一般地である場合には年間18,000円〜30,000円程度だとされています。月額に換算すると、毎月2,000円〜3,000円程度です。
都市ガス用のガス給湯器と比較すると60~70%も削減できるそうですよ。
【参考サイト:湯ドクター】
ここからは、エコキュートの電気代が高くなる原因について解説していきます。
エコキュートの電気代が高くなる原因は?
エコキュートの電気代が高くなる原因は複数あります。本来は電気代を大幅に抑えられるはずのエコキュートですが、活用できていないと通常よりも高くついてしまうことがあるのです。
エコキュートの導入を検討している人や、現在使っている人も、エコキュートの電気代が高くならないよう正しい活用方法を知っておきましょう!
電気料金プランが適切でない
エコキュートの電気代が高くなる原因は、電気料金プランが適切でないことです。エコキュートは深夜電力を使うことで、電気代を節約しています。そのため、電気の契約プランで深夜料金が割引されていない場合、エコキュートを使っても電気代が安くならないのです。
エコキュートを使う場合には、エコキュートに適した電気料金プランに変更することが必要ですよ。
【参考サイト:大真エンジニアリング株式会社】
日中に頻繁に沸き増しを行っている
エコキュートの電気代が高くなる原因は、日中に頻繁に沸き増しを行っている可能性があることです。
エコキュートの夜間電気代が安いプランでは、逆に日中の電気代が高く設定されています。その場合、日中に沸き増しをすることで約2倍、多いときには5倍の電気代がかかってしまうこともあるのだそうです。
エコキュートは通常夜間にお湯を沸かしていますが、そのお湯を日中使い切ってしまい、沸き増しを行うことが多いと、電気代がかさむのですね。
エコキュートの節約機能を使っていない
エコキュートの電気代が高くなる原因は、エコキュートの節約機能を使っていないことです。エコキュートは省エネに役立つ機能が搭載されています。適切に活用することで、電気代をお得にすることができるのです。
エコキュートの節約機能には、以下のようなものがあります。
- ピークカット機能:電気代の高い昼間の沸き上げを停止する
- ピークシフト機能:電気代の高い昼間の沸き上げを安い夜間に分散させる
- 沸き上げ休止機能:お湯を使わない期間中の沸き上げを停止する
【参考サイト:エネチェンジ】
上記の機能を駆使することで、エコキュートならではの節約効果が期待できますよ。
まとめ
エコキュートの電気代について調査しました。夜間の消費電力を使い、電気代をお得に節約できるのが特徴のエコキュート。電気代をさらに安くするためにできることが多々ありましたね。「エコキュートを使っているのになぜか電気代が高い」とお悩みの方は、ぜひ本記事でご紹介したケースに当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。