専門家コラム

お金のプロが教える、結婚後のライフプランとは?

小栗裕子FP事務所 CFP®(上級ファイナンシャルプランナー) 小栗裕子

お金のプロが教える、結婚後のライフプランとは?

ライフプラン=人生設計(自分はどう生きていきたいか?)について考えたことはありますか?
結婚は人生のスタート地点。これから2人で色々な事を築き上げていくという時。まさにライフプランニングにはベストタイミングです。

まずは家族のライフプランを立ててみよう!

結婚後は、出産・住宅購入・子育て・定年・介護・相続など、様々な出来事(ライフイベント)が待っています。 

・自分に必要なライフイベントは何か?
・必要なライフイベントにいくら掛かる(掛ける)のか?
・必要なタイミング(ゴール)はいつなのか?

ライフプランを考えると、将来に必要なお金が分かってきます。
思った以上にお金が掛かるということがお分かり頂けると思います。

「うちはもう結婚して○年経ってしまっている。 子どもも○歳だし。。。。」

そんなあなたも大丈夫です! 今日が一番若い。
これからのライフプランを立ててみましょう。まだまだこれから先、イベントが沢山ありますから遅いことはありません。

ライフプランを立てたら引出しを作ろう!

わが家のライフプランが立てられたら、必要なライフイベントごとに『引出し』を作ってみましょう。
目的別の『引出し』がないと、家計が「どんぶり勘定」になってしまい、いざという時に「あっ、足りない!!」となりかねません。

子どもの大学入学時がいい例です。
「うちはお金が無いから奨学金で行ってちょうだい。」

教育ローンは親の借金ですが、奨学金は子どもの借金となってしまいます。
卒業後、何年間も返済しなければならないわけですから、できれば親が準備してあげたいですね。

お金の使い道も独身の時と異なり、結婚後は夫婦2人、そして子どもが生まれれば3人・4人・・・と多岐に渡り複雑になってきます。

物の整理整頓と同様、お金もライフイベントごとに『引出し』を作っておくことで、イベントごとにお金を準備していくことが容易になります。

そして、『引出し』を作ることで、「よし、いついつまでに準備しなきゃ!」という目的意識も生まれますので、自然とお金の無駄遣いが減り、家計がよくなっていきます。

女性の働きが家計を変える大きなパワーに!

現在は少子高齢化の影響もあり、国民年金保険料・介護保険料などの社会保険料の金額も年々増えてきています。
一方、受給年金年額はインフレ率を加味すると減っています。
老後の年金受給開始年齢も65歳からもっと後に引延ばされる可能性も出てきています。
やっと定年と言う時には健康寿命到来(一生涯仕事!?)となりかねません。

そして、給与は思ったほど上昇していないというのが現状です。
つまり可処分所得(手取り額)は減っているのです。

家族みんなが安心して幸せな生活を将来ず~っと送るためには、女性の働きは家計にとって大きなパワーになってきます。
結婚で一度退職してしまうと、後々「さぁ正社員で働こう!」と思っても、希望する仕事に就くことができなかったり、給与が希望額よりも低かったりという状況になりがちです。

以前と比べて今は出産後の育児休業制度も充実してきています。私が正社員で働いていた時、出産後、首が据わる前には復帰しました。(当時は産前6週、産後8週でした。)夜中の授乳で睡眠不足になり、何度やめたいと思ったことか分かりません。

結婚同時退職するのか?
継続して勤めるのか?
はたまたパートで働きながらある程度子どもが大きくなってから復帰するか?

など家族でよく話し合った上で決めて頂きたいと思います。
子育ては大変ですが、長い人生においては過ぎてしまえば数年・十数年の期間です。
 
ライフプランを叶えるためにも、夫や家族にも協力してもらいながら、働く女性を目指すことで、将来明るい老後生活を送れることになります。

『木を見て森を見ず』とならないように、今だけでなく将来を見据えて、全てのライフイベントが家計破綻することなく無事に完了するよう、家庭に、仕事に頑張って頂きたいと思います。

小栗裕子FP事務所 CFP®(上級ファイナンシャルプランナー)/小栗裕子

『ライフプランが全ての基本』という想いから、ひとりひとりが将来にわたり希望する生活を送ることが出来るよう、自身の経験を活かしたコンサルティングをさせて頂いています。
“子・孫の代までのおつきあい“ができる「お金の何でも相談役(FP)」でありたいと考えています。

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