専門家コラム

布ナプキンは地球の味方。感じて伝わる『布ナプキン』という選択

カラーセラピーと布ナプキンの色紡irotumugi 長竹 幸子

布ナプキンは地球の味方。感じて伝わる『布ナプキン』という選択

 

母から娘へ伝える命の話

私は布ナプキンを通じて母娘で『性』の共有をしてもらいたいと思っています。

数年前の夏、婦人科での検診の際、待合室は子宮頸癌ワクチンを待つ中学生位の女の子を連れた親子連ればかりでした。
その姿は見ていて和むどころか殺伐とした雰囲気の異様さに目が回りました。
スマホに集中しているお母さん
雑誌に集中しているお母さん
待合室のTVを見ているお母さん
娘さん、とても不安そうで心配そうでした。
私は「この子達は納得して来てるのかな?」と疑問を持ちました。

家で話し合って来院していたとしても、もしかしたら初めての婦人科かも知れなくて

ちょっとサポートしてほしいな、
ちょっと何も言わなくてもこっち見ててほしいな、
気に掛けてほしいな、って思ってないかな?って、お母さん達に思ってほしいって、とっても寂しい気持ちになった事を今でもはっきりと覚えています。

親子で『ワクチン』が、性について考えるきっかけなのは、ちょっと寂しい。

そこで遠い昔、初めて初潮を迎えた時の、ちょっとした寂しさを思い出しました。
小学生で受ける生理の話は男女別々で、後から男子に冷やかされるもそこには「こっそり」のイメージがあり子供心になぜか(知られてはいけない)と思った記憶があり、家庭でもなんとなくソワソワな雰囲気があり。
それは、私だけ特別に違和感があったわけでは無く、【親に言いにくかった】と言う声は多数お寄せ頂いています。
「生理になったら男性に気をつけなければならない」
「妊娠にだけは気をつけて」
そういった流れからか、避ける・逃げる為の『性』と言う認識があったように感じます。
そもそもの性の出発点である『生理』から、受け入れる『性』の話が母娘で出来たらきっともっと、女の子は絶対今以上に幸せになる!
女性が女性である事の 第一歩の『生理』を肯定的に受け止められたら、今よりもっと性に対して女性は受け身では無くなるような気がします。

避妊や妊娠出産に対しても向き合い方が違ってくるような気がします。
女性の性って一括りにはできなくて、初潮・生理・妊娠・出産・と続くもの。
お母さんを女性として頼りたい時期は多岐に渡って訪れます。

母親となった私達大人が『伝えてく生の声』って、とても大事なんじゃないか?と、強く思います。

我が子を守るのは親の役目でもあるけれど
我が身を守る方法も、伝える必要がある。
我が身の守りかたは、まず自分を愛して慈しんで大切にする事から始まるものだと言うことを伝えていく必要があると感じています。
初めての下着を心待ちにしていた様に、大人へのステップを母娘で楽しめるような感覚で、初めての布ナプキンを親子で買いに行ける世の中にしたい。
親子で布ナプキンを選びながら、お父さんと出会った時の話や初めての生理が来たときの話や、そんな恋バナ、ならぬ、母子の女同士の話が出来る世の中になったら良いなと思っています。

少し昔の生理事情

今では布ナプキンは珍しい物でも無く、インターネットを検索すると沢山ヒットするようになりました。
私は、是非母娘で。との願いがあります。みなさん布ナプキンを選ばれる時は、とっても可愛らしいお笑顔をされます。
「生理が嫌いでたまらない」とおしゃっていたお客様も選ぶ時にはとても女性らしい素敵なお顔をされます。
今まで初潮の始まる前のお子さんから80代の方のお客様まで、幅広くご購入頂いている布ナプキンですが、忘れられないきっかけがあります。
あるイベントに出店させて頂いた際、初めてご高齢のお客様にご購入頂いた時のエピソードで、そのお客様が「これは何ですか?」と聞いてくださいましたので、「布ナプキンです。」と返事をしたら
「私の母も、こういう可愛いのじゃなかったけど、下着に縫い付けてくれてね」と、涙されました。
「私らの時には黒いパンツ何てなかなか無かったけど、どこからか探して来てくれたんだよね。それに、生理になると母が綿花を縫い付けくれるのよ。私はそれが嬉しくてね。思い出すね。ありがたいっけね」

昔の女性は月経血コントロールが出来ていた。

その言葉が布ナプキンとセットのように出回っていますが、私が伝えたいのはそんないつの時代かも分からない時代の話しでは無く、母の時は。おばあちゃんの時は。の、女性同士の受け継ぐ話。
それが確かにされていたのだと知った瞬間の感激と羨ましさは、今の私の原動力になっています。
その出来事をきっかけに、ご高齢のお客様も手にして頂ける事がふえました。

布ナプキンは閉経後のお客様へも、尿漏れライナーとしてご使用いただけます。お気に入りの下着を汚したくない。冷え対策。子宮を温める事により頻尿対策にもなっているようです。

出産時にも布ナプキンを

普段月経時に布ナプキンを使用している方でも、出産の際には所謂「お産パッド」を使用される方も多いと思いますが、無理の無い範囲でもし可能でしたら布ナプキンを使用してみてもらいたいなと思います。
と申しますのも、私自身が出産時に布ナプキンを使った時に自分の内側からの声に衝撃を受けたからです。
月経血を洗っている時には感じたことの無い感覚にすごく驚きました。
我が子を守ってくれていたのだと自然に込み上がる愛しい感覚に、とても衝撃をうけました。
汚い・嫌だ・邪魔な物。生理にそんなイメージをもっていながら、そこを覆したくて洗っていた自分が恥ずかしくなるくらい、純粋に愛しく、初めて私の身体に感謝の気持ちがわき上がって来たのです。
【私の身体、ありがとう。無事に出産まで守ってくれて、我が子を育んでくれて。お疲れ様でした。】
素直にそう感じたのです。
それ以降、毎月の月経血の見方がガラリを変わりました。

排卵して、受精したら愛しい我が子。
受精しなかったら使い捨てナプキンで汚物として破棄。

この差は本当に紙一重でしかなく、初めての初潮を大切に出来たら、もしかしたらその後の生理も大切に扱えるのではないでしょうか。
もちろんこれらを強制するつもりは全くありませんし、あくまでも私自身の感覚でしか無いのですが、ぜひ、ご自身がどう感じるのが、を試してみて頂きたいなと思うのです。


紙ナプキンで捨てる前提で受け止めていた生理を、布に受け止めたら私の身体は、心は、何て言う?どう感じる?
これを是非自分自身の身体と心で感じてみて頂きたいなと思っています。

カラーセラピーと布ナプキンの色紡irotumugi/長竹 幸子

結婚相談所でのカウンセラー勤務から、人の心に興味を持ち、出産を機に「チャイルドコーチング」と「TrueCommunication Color Therapy」の資格を取得。コーチングとカラーセラピーで活動しながら10歳の女の子、6歳と3歳の男の子のママ。長女の布おむつをヒントに布ナプキンの魅力に引き込まれ。長男、次男の出産を機に本格的に布ナプキンの制作・販売を始め、産後のケアとベビーマッサージ まき助産院(静岡市)/
不妊鍼灸、妊娠出産のCARE ROOMS(富士市)にて委託販売中。
様々な色(個性)を合わせ持つ、たった一人の「わたし」と言う存在を、一つ一つ紡いで一人の私になる。
そんなお手伝いをさせて頂きたいと『カラーセラピーと布ナプキンの色紡irotumugi』を開始。

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